ボツワナの歴史概説

ボツワナ地域は古代からサン人やクホイクホイ人が住んでいました。17-19世紀にかけて、バントゥ系のツワナ族が南アフリカから移住し、多くのツワナ族国家が成立しました。

 

19世紀末、周辺を植民地にするヨーロッパの勢力拡大を避けるため、イギリスの保護領(ベチュアナランド保護地域)となりました。

 

1966年にイギリスから独立を達成し、ボツワナ共和国となりました。独立後、セレツェ・カーマが初代大統領に就任し、ダイヤモンドの発見と輸出による経済成長と政治の安定を達成しました。

 

これらの成果により、ボツワナはアフリカで最も長期にわたる連続した多党制民主政治を持つ国となりました。しかしながら、HIV感染率の高さや経済のダイヤモンド依存など、依然として課題も多いです。

ボツワナの歴史年表

時期 出来事
500年 - 1800年 現在のボツワナ領域には、トゥワナ族を始めとするバントゥー系の部族が定住。
1885年 イギリスによる保護領「ベチュアナランド保護地」が設置される。
1965年 首都がマフィキングからハボローネに移転。
1966年9月30日 イギリスから独立し、ボツワナ共和国となる。
1966年 - 1980年 経済成長を遂げ、アフリカ有数の成長国となる。
1980年 - 1990年 HIV/AIDSの蔓延により、社会問題が深刻化。
1998年 政府によるHIV/AIDS対策が本格化。
2008年 世界的な金融危機の影響で経済が停滞。
2018年 モクウェッツィ・マシシが大統領に就任。
2023年 現在、HIV/AIDSの問題は依然として深刻だが、経済的には安定を保っている。