ルワンダ紛争

ルワンダ紛争

ルワンダ紛争は、ルワンダ共和国で1990年から1994年まで続いた内戦、及び1994年に発生した大量虐殺を指します。この紛争の背景には、主にフツ族とツチ族という二つの民族集団間の対立がありました。

 

1990年、ツチ族の反政府勢力であるルワンダ愛国戦線(RPF)がウガンダから侵攻し、フツ族主導の政府との間で戦闘が始まりました。この戦闘は、1993年に和平合意が結ばれるまで続きました。

 

しかし1994年4月、ルワンダの大統領機が撃墜されたことで、国内は再び混乱に陥りました。これがきっかけでフツ族によるツチ族と穏健派フツ族への大量虐殺が始まり、約100日間で約80万人のツチ族と穏健派フツ族が殺害されるという悲劇が生じました。この事件は「ルワンダ虐殺」として世界的に知られています。

 

その後、RPFが首都キガリを占拠し、新政府を樹立。しかし、フツ族の大量流出と隣国への影響、そして長期にわたる社会の復興が課題となっています。この紛争と虐殺は、国際社会の介入の遅さや人道的課題についての議論を生んでいます。