リビアの歴史概説

リビアは、紀元前にはカルタゴの一部であり、ローマ帝国の重要な州でもありました。5世紀にはヴァンダル族によって征服され、その後オスマン帝国の支配下に入りました。

 

1911年から1943年まで、リビアはイタリアの植民地であり、その後第二次世界大戦の結果、連合国の統治下に置かれました。

 

1951年に連合国の監督下で独立し、1952年にはイドリス王が国王となり、イドリス1世として知られる王政時代が始まりました。

 

しかし、1977年にムアンマル・カダフィ大佐によるクーデターでイドリス1世は追放され、その後カダフィは40年以上にわたり一党独裁制を維持しました。

 

2011年にアラブの春の一環として大規模な反政府抗議が発生し、内戦となり、最終的にカダフィは暗殺されました。その後のリビアは政治的に不安定な状況が続いています。

リビアの歴史年表

時期 出来事
紀元前7世紀 フェニキア人によるトリポリの建設。
146BC ローマ帝国によるリビアの征服。
7世紀 イスラム教徒によるリビアの征服、イスラム化。
1911年 オスマン帝国からイタリアへの支配権の移行(伊土戦争)。
1943年 第二次世界大戦でイタリアが敗北、連合国によるリビアの占領。
1951年 リビア王国としての独立。
1969年 ムアンマル・アル=カダフィによるクーデター、リビア・アラブ共和国の成立。
2011年 「アラブの春」による内戦、カダフィ政権の崩壊。
2011年以降 内戦と政情不安定の続くリビア。
2023年 政情の安定化と国家再建が課題となる。