アフリカの主食は何?

地域ごとの気候・土壌・生態系などにより選択される作物に多少の違いはあるものの、アフリカの主食の主流は、穀物や小麦から作ったお餅やパンです。そしてアフリカでは副食として煮込み料理が好まれ、主食に副食をかけて食べるスタイルが一般的です。

 

 

アフリカ各地域の主食

  • 中部アメリカ…プランテンと呼ばれるバナナの近縁種
  • 東アフリカ…白いトウモロコシから作られた餅状の食べ物ウガリ
  • アフリカの角…穀物から作ったパン。エチオピアではインジェラと呼ばれるクレープ状のパンケーキが定着している。
  • 北アフリカ…パンが主食である。地中海性気候の恩恵を受けて素材となる小麦が豊富。
  • 西アフリカ…フフやウガリなど、イモ類や穀物粉などから作られた餅状の食べ物。黒目豆やプランテンも主食として定着している。

 

アフリカで食べられるフフとは

フフは、イモ類を臼で細かく砕いて、湯で練った餅状の食べ物です。アフリカ中部から西部諸国では主流の主食です。主にキャッサバやヤムイモを素材としており、これにタロイモやプランテン、トウモロコシなどを混ぜることもあります。