2016年の時点で、アフリカの人口は12.16憶人です。世界人口の14%ほどですね。またアフリカの国々を人口によりランキングにすると以下のようになります。
世界の人口は増加傾向にありますが、その中でもアフリカ大陸の近年の人口増加率は頭一つ抜けており、2050年には倍増して25億人に、2100年には44億人にもなるといわれています。
特にナイジェリアは人口1億9千万人とアフリカ大陸最大の人口を誇る国です。今後も増え続け、2050年までには4億人を超え、中国・インドに次ぐ世界で3番目に人口が多い国となると推測されています。
2100年の世界人口は112億人に達するといわれていますから、世界の4人に1人はアフリカ人という状態になると予想されます。しかし人口増加に経済成長が伴わないため、環境問題や飢餓、貧困など様々な問題を生み出しています。
アフリカでは事故や病気で亡くなる数も多いのですが、それを上回る速度で生まれる数が多いので、結果的に人口が増え続けています。なぜそんなにたくさん生まれるのかというと、
などの理由が挙げられます。
アフリカは2000年以降、先進諸国からの援助によって、医療水準・衛生状態・栄養状態が改善し、死亡率はそれ以前よりはるかに低くなりました。
これ自体はもちろん良いことなのですが、それでもまだ他地域よりは遙かに子供の死亡率は高いのです。
子孫や労働力を失う不安感から、出来るだけたくさん生もうという考えは未だ根強く、死亡率を出生率が大幅に上回る現状を生んでいるのです。