アフリカの山脈は?最高峰の山は?

アフリカにおける有名な山や山脈、山地をご紹介します。またアフリカにある数ある山の中でも、最高峰の山はどの山なのでしょうか。

 

 

キリマンジャロ

タンザニア北部にそびえるアフリカ最高峰の山で、標高5,895mあります。山脈に属さないただ一つのみで構成されている山です。

 

◆コーヒー栽培がさかん
地域では、高地の温暖な気候を活かしたコーヒー栽培がさかんに行われています。有名なコーヒーブランド「キリマンジャロ」はこの山の名からとっています。

 

ドラケンスバーグ山脈

南部アフリカの南東部にあり、南北に1000qにわたって連なる山脈です。最高峰の山は標高3482mのタバナントレニャナ山です。その他シャンパーニュ・カースル山(3377m)、ジャイアンツ・カースル(3315m)などの3000m級の山が存在します。

 

◆石炭の産出がさかん
また古期造山帯であるドラケンスバーグ山脈には、トランスバール炭田というアフリカ最大の石炭産地があります。

 

 

アトラス山脈

アフリカの北西部の端にあり、モロッコ〜チュニジア間に東西に延びる山脈です。モロッコでは標高3000mを超え、ツブカル山はモロッコの最高峰の山です。

 

◆原油の産出がさかん
アトラス山脈は造山活動が継続中の山脈(新規造山帯)で、褶曲・断層などの作用により原油の貯まりやすい地質構造なので、原油の採掘・産出がさかんに行われています。

 

◆神話との関係
ギリシア神話にはアトラースと呼ばれる神が登場します。並外れた巨体と怪力の持ち主であったとされ、アトラス山脈はアトラースが石と化した名残といわれています。

 

ティベスティ山地

チャド北部とリビア南部のサハラ砂漠内にある山地です。エミクーシ山(3415m)やトゥシデ山(3315m)といった3000m級の山が存在します。