アフリカの民族の種類は?

アフリカに住む人々のことを一般にアフリカ人と呼びます。北アフリカではコーカソイド、サブサハラではネグロイドが主ですが、一部地域ではモンゴロイドやアフリカーナーなど移民の子孫も暮らしています。

 

 

北アフリカの民族

地中海を挟んでヨーロッパに面する北アフリカには、コーカソイドが主な人種構成となっています。最大民族のアラブ人、少数民族のベルベル人などが属しています。同じアフリカ人であっても黒人が主に占めるサブサハラの人々とは容姿が大きく異なります。

 

サブサハラの民族

サブサハラ(サハラ砂漠以南のアフリカ)の人種構成はネグロイド、つまり黒人人種が大半を占めています。様々な民族が住まい、民族間の抗争が頻発しています。人種構成からサブサハラをブラックアフリカと呼ぶ場合もありますが、近年これは差別的表現とされる向きが強いので、必要性がなければサブサハラと呼んだほうがいいでしょう。

 

南西アフリカの民族

南西部アフリカには少数民族のコイサン人が住んでいます。人種概念としてはカポイドと呼ばれ、近年の研究でアフリカ最古の住人なのではと考えられています。