アフリカの宗教分布や割合は?

アフリカにおける宗教は、伝統的な土着宗教/イスラム教スンナ派/キリスト教(ローマ・カトリック/プロテスタント)が主流です。

 

このページの目次

 

イスラム教

中でもイスラム教スンナ派は、北アフリカを中心に人口の30〜40%を占めています。かつてイスラム帝国が北アフリカの一部を支配していた歴史もあり、北アフリカのほとんどの国ではイスラム教が国教となっているのです。

 

キリスト教

一方19世紀のアフリカ分割に伴い広まったキリスト教の割合も多く、北アフリカでもエジプトにはコプト人のキリスト教信者が多くいます。

 

サハラ砂漠以南のアフリカ(サブサハラ)では6割ほどがキリスト教で、プロテスタントが多いです。特にケニアは、イギリスの植民地支配の時代に、キリスト教の布教が重点的に行われた地域です。

 

このようにアフリカでは複数の宗教が混合しています。ナイジェリアではイスラム教徒とキリスト教徒の宗教対立があり、独立後以降、過激派によるテロや紛争が発生しています。