アフリカで有名なコンゴ盆地ってどんな場所?特徴など

盆地とは周りを山に囲まれている平地のこと。アフリカ大陸にも多くの盆地が存在しますが、最も有名なのは大陸中央に円形に広がるコンゴ盆地でしょう。以下コンゴ盆地の場所や特徴などの情報をまとめます。

 

コンゴ盆地ってどんな盆地?

  • 南北約1600q、東西約1300qと巨大な盆地であり、日本の9倍以上の大きさです。
  • コンゴ川本支流の流域の大部分を占めており、アフリカ中央部のコンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ルワンダ、カメルーンなどの国を含む地域です。
  • かつては内海だったといわれています。
  • コンゴ川と呼ばれる川が、コンゴ盆地を蛇行するように流れています。アフリカ大陸2番目の長さで、コンゴ民主共和国の重要な交易路となっています。
  • 高原や山地に囲まれており、高温多湿な気候により全域に熱帯雨林が広がっています。この気候により農作物の栽培にも適しており、イモ類やバナナの栽培もさかんです。
  • 像などの野生動物や地下資源が豊富ですが、その分密漁や資源をめぐる内戦が尽きません。
  • コンゴ盆地の統治権にまつわるコンゴ盆地条約という条約が存在します。

 

コンゴ盆地の特徴をざっと挙げるとこんな感じになります。多くの資源が存在し、アフリカに住む人々にとって重要な場所です。