日本がアフリカから輸入している天然資源とは?

アフリカと日本は15000qも離れており、現地の人々と接する機会などほとんどないので、アフリカとの関係と聞いてもピンとこないかもしれませんね。

 

しかしアフリカというのは資源大国であり、日本も私たちの生活を支える、様々なモノづくりに欠かせない資源の多くを、アフリカからの輸入に頼っています。

 

 

食品関係形

バニラビーンズ

シュークリームやアイスクリームの甘い香りの元であるバニラですが、9割はアフリカ産です。特にマダガスカルが世界有数の産地として知られます。つい最近アフリカでバニラビーンズが10年ぶりの不作となり、輸入価格が2倍に跳ね上がったというニュースがありました。

 

カカオ豆

ココアやチョコレートの原料となるカカオ豆の7割は西アフリカのガーナから輸入しています。

 

タコ

刺身、寿司、たこ焼きなど、日本人はタコ大好きですよね。そのタコの大半は西アフリカのモーリタニアから輸入したものです。

 

鉱物系

白金

南アフリカ共和国は、世界一の白金産出国であり、世界の7割の白金は南アフリカ産です。日本でもほとんどを南アフリカからの輸入に頼っています。

 

マンガン

電池の材料に使われるマンガンですが、日本はマンガンの6割をアフリカから輸入しています。そのうちの大半がマンガンの産出量世界一の南アフリカ共和国からのものです。

 

バナジウム

製鋼添加剤として使われるバナジウムですが、日本はバナジウムの4割を南アフリカからの輸入に頼っています。