エジプトの歴史は古代文明の誕生地で、数千年に渡り様々な力強い王朝が生まれました。紀元前3100年頃、最初の統一エジプト王国が現れ、ファラオの支配下でピラミッドやスフィンクスなど、今日まで残る壮大な建築

アフリカにおける神話といえば、やはりエジプト神話が有名なのではないでしょうか。
エジプト神話とは、キリスト教とイスラム教が広がる以前に、古代エジプトの人々によって信仰されていた宗教、それにまつわる物語のことです。ピラミッドなどの碑文で後世に伝えられています。
エジプト神話は多神教であり、信仰対象の神々は自然現象を神格化した自然神です。この信仰は3000年にわたる長い期間続きました。
あまりに長い期間続いた信仰なので、神話は絶えず変化を続けおり、時代によって内容が全く異なります。そのため「エジプト神話がこうだ!」と一くくりに語るにも限界があります。
長い歴史の中で、戦争やら大規模災害など歴史の節目の度に、信仰の対象となる神々は、廃れたり、他の神に役割を奪われたり、別物に変容したりして、姿を消してきたのです。